2010年12月26日

ものたりないな。

放置しているあいだに年末到来でございます。

最近なにやってるんですか、とか聞かれることも少なくなりましたが
今年はね、自転車ロードレースのおもしろさに気がついてしまいました。
初心者らしく?3大ツールをがっちり楽しんで、お気に入り選手も見つけてしまいました。
ホイクトさーん!←死相かと思うほどの鬼の形相でアシストする姿に萌え。

あとは格闘技かなぁ。けっこう以前からライトな格闘技好きです。
五味隆典のUFC参戦が決まって、五味信者としてはのっかるしかない!
と気持ちが盛り上がってしまい、ついでにあれこれ見はじめてしまい。。。

つくづく、じぶんのオタク気質というものを実感した年でもありました。

バイクレースもぼちぼち現地観戦してますが昨年にくらべて半分くらいだったな。
もうちょっと行きたかったな…。

富沢祥也の開幕優勝からはじまった今シーズン。
火山噴火のせいで日本GPが延期になったり、
まさかのロッシ様負傷欠場、ロレンソにしてやられたり。。。
全日本モトクロスは1.5日開催だの、シュートアウトの実験的導入だの、
なんだかいろいろあった年だったな、と思います。

完全にいろんなことが後追いおっかけになっているここ数年ですが、
きっと来年もそんな感じなんだろうと思います。
そんな自分がちょっと物足りない。もっとどっぷり浸れたらいいのに。
でもやっぱり、モトクロスっておもしろいなー、と最終戦を見ていて思ったし、
ロードは若手がものすごく頑張っていて見どころが多いし、
これからもなるべく見ておきたいな、とは思っています。
そして怪我とたたかうライダーたちも応援し続けていきたい。

2011年はせめて観戦にいったレースくらいは自分のためにも
レポートにして残しておく、ということを目標にしておこう。がんばれ、じぶん。

2010年9月20日

2010 MotoGP R13アラゴン

あちこちに貼られた小さな48や、スタンドに揺れるメッセージや日の丸。
セーフティーカーやアラゴンサーキットのHPにもついていたリボン。
たくさんの人が形に表した「想い」をみつけるたびに、
やっぱり胸がぎゅっとする。

ロレンソのヘルメットには思わず泣かされそうになったし、
イアンノーネが旗った旗やしぐさを見たときは、ありがたいなと思った。
正直、あれは日本文化的にちょっと族っぽくも見えますねぇ、とも…。
ぱっと見たとき、なんで日章旗?とか思ってしまった(笑)

予選放送の最後の映像や、
MotoGP決勝が始まる前の映像も素敵だったけど、
黙祷のシーンを含めて作られたこの映像もとても素晴らしくて、
どんだけ愛されちゃってるのよ!と思わずにいられないです。
In memory of Shoya Tomizawa

ロッシヲタ的には悪夢のような展開(バルベラの後を走るだなんてぇぇぇ)
だったけど、どのクラスも面白くて楽しめた。
ニッキーひさびさの表彰台に大喜び。
日本GPでもこんなレースを見たいなぁ。

2010年9月12日

誰かのちいさな希望

今週末にはGPで、再来週には全日本。
立ち止まっていられるほどの時間はないのだな。

どうせなら楽しそうだったり悔しがったりする、
元気な姿を覚えていてあげたい。
あちこちで出くわす富沢祥也の笑った顔はどれもとてもかわいくて、
見かけるたびに胸がすこしぎゅっとなる。
それぞれの人の思い出の中にいる彼の姿はどれも明るく微笑ましくて、
たくさんのステキなコトを知れたり思い出せたりした。

これからしばらくはきっと、
誰かの胸や肩にある48と言う数字を見かけるたびに、
ぎゅっとした気持ちになるんだろう。

行き場のなくなった希望や想いは誰かに押し付けたくなる。
とくに互いに凌ぎあってきたライバルやその後輩たちに。
だけど、いままでも精一杯がんばってきた彼らに、
祥也のぶんもがんばって!なんて軽くは言えない。

いま思えば、清成龍一にはそういう気持ちを
ものすごく押し付けて見ていたように思う。
あの頃より少し気持ちの整理の仕方を覚えた分、
なんだか申し訳ない気持ちになってくる。

想いを継いで走る姿に私たちはきっと勇気付けられるのだろうけど、
自分の分を精一杯がんばってくれれば、それで十分だよ。
その姿をこれからはもっと応援してあげたい。
それが私にできることのひとつかなと思う。

2010年9月6日

shoya tomizawa

全日本時代はよく知らない。
おー、よくにGP行けたなぁ、って感想を持ったくらいだった。
だけど誰に聞いても、いいコだよ、かわいいよ、いつも笑顔でね、
ってみんな可愛くて仕方ないって顔で言う。
人懐っこい笑顔と陽気な喋り方を見て、愛すべきおバカ、と
微笑ましい気持ちになりながら私は勝手に思っていた。

一か八かみたいなライダーは、あぶなっかしいけど
見せ場があるから好き。

なにより今年の開幕戦で勝って、私の目には俄然輝いて見えた。
見える人には見えていたんだな、このコの才能が、なんて
チームに感心しながら、富沢のキラキラ輝く姿が本当にうれしかった。
あのときの期待感ってしばらく感じないものだった。

そんなコが、あんなふうに傷つく姿を、
どうして私たちはなすすべもなく見せ付けられ、
悲しみとやるせなさでいっぱいにされなければならないんだろう。
あまりにあっけなさ過ぎて、どうしたらいいか分からない。

最後に見たのは8耐になるな、なんてイヤな思い出し方だ。
最後だなんて、嫌な言葉だ。

あの人はきっとこう思うだろうから…、なんて
死んだ人の想いを勝手に代弁するようなことは言いたくない。
目を見開いて背けない人もいれば、心が折れてしまう人だっているはず。
目をつぶると、事故のシーンが勝手によみがえってくる。
もうレースなんかみたくない、って気持ちにならずに済みたいって
自分が一番思ってる。


一番星が落ちた。そんな気持ち。

どきどきした。わくわくした。がっかりもした。
ひっくるめてたのしかった。
日本GPの君が代で泣く祥也を見て私も一緒に泣く。
それを楽しみに待っていたんだよ。

さよなら、祥也。
ご冥福をお祈りします。

2010年8月30日

2010全日本ロードレースR4菅生


予選から決勝ゴールまで、すべてが完璧。
なにからなにまで、全てが本当にカッコよかった。
こんなの見せられたら感激するしかないじゃない。
菅生まで行ってよかった。勝ってくれてありがとう!

2010年8月17日

思い入れ

石川直生vs梶原籠児戦について

格闘技はけっこう以前から見ているとは思っているけれど、
それこそ地上波でやってる総合格闘技なんかを細々と見続けているだけで
なんにも詳しくないので、自分の言葉で語れることなんてほとんどない。

だから石川直生なんて名前も知らなかったのだけど、
K-1デビュー戦を見てなぜだかハッとしたことと、
石川に思い入れがある人が多そうだ、ということをtwitterなんかで見てて思ったので
興味がある選手の一人になったわけです。

石川についてほとんど知らないにも関わらず、
コラムが妙にストンとくるなぁ、なんて思いながら読んでいたのだけど
この立ち位置(距離感)と思い入れって、
自分がバイクレースを見ていて感じているそれと似ているからかな、
なんて思ったりしました。なんて言ったらプロのライターの方に失礼だろうか。

私はただのファンだから俄然ファン目線が強くなるわけだけど、
このぐじゃぐじゃとした感覚は、分かる気がするんだ。
置いた札をすべてひっくり返された、って感覚…。

2010年8月2日

五味隆典がすきだ

五味隆典、乾坤一擲のタイ・グリ戦へ=UFC VERSUS

日本時間では2日10時から。
私は1週間遅れのテレビ東京で見ます、結果はすぐ知っちゃうだろうけど。

本気の五味は誰より強い。
いまでもそう信じているからつぎこそ勝ってみせてほしい…
このままじゃ終われないんだよ!

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やったぁぁぁぁ!(まだ見てないけど)
なにが嬉しいって、これでまだ五味で幻想を見ていられるってことです。
ひさびさに明るい1勝だなぁ。ひとつ勝つだけでこんなにちがうんだ…

五味と青木のストーリーがいつかどこかでぶつかったらいいなぁ、
なんて思ったりして。

2010年7月29日

2010鈴鹿8耐!
2010鈴鹿8耐パート2

8耐で表彰式の花火を見終わるころになると、
同じように表彰台下で散らばっていたお仲間たちがぽつぽつと集まる。
そしていつもなんとなくパドック裏をぶらぶら歩く。

8時間後のパドックの雰囲気は緊張感から開放されているけれど
エネルギーが満ちていて充実感に溢れていると思う。

そろそろ帰ろっか、とハルクのピット裏の前を通りかかったとき、
ひとりのおじさんが壁に寄りかかりながら地面に座っていた。
その周りをさらに数人のおじさんが囲んでいて、なにやら盛り上がっている。
中心にいるおじさんはとても気分がよさそうで大いに笑っていた。
誰だろう?って、ハルクの監督じゃんね!

優勝チームの監督なのに、
こんなとこに座り込んでダベってていいんだろか、と
思わず心配したりしたが、ここはやっぱり言っておきたい。
そう思ってデカい声で

「おめでとうございます!」

と言ってみました。
いきなり声を掛けたからか、びっくりした顔をしていたけれど、
もういちど「おめでとうございます」と言ったら、
ほんとうに嬉しそうな顔で「どうもありがとう」と
でっかい声で言ってくれました。

そのあとチームスタッフの人に怒られながら?(笑)立ち上がって
監督なんてなんにもやることねーんだよー、とか何とか言いながら
ピットの中に消えていきました(笑)


8耐を見たあとはますますその後の全日本がたのしみになる。
高橋巧はもちろん、中上もたのしみにしているよー。

2010年7月27日

2010年の夏

夏の一大イベントといえば鈴鹿8耐です。
現地観戦は今年で5回目かな。
鈴鹿で花火を見ると、夏もおわりだー、という気分になります。
7月末にしてすでに残暑気分。